◆ 子供の感性
今日、なっちゃんが1〜2年の時に担任してくれてた先生に、ばったり再会した。
そう。現在は学校も違から、偶然でもないと会う機会がない。
なっちゃんは、今のところ担任運がいいほうだと思う。その中でもこの先生は特に素晴らしい先生だった。何が素晴らしいって、クラスを良い意味でコントロールすることが出来るので、子供達はみな生き生きと授業を受けると言うところが、だ。
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子供達は皆、授業中は集中し、感情を込めて音読し、全員が積極的に手を挙げる。全員がだ!
遊ぶときに遊び、課外活動にも熱心で、子供達は助け合いの心を持っていた。
これは全て、担任の力量だ。こんなことが出来る教師はなかなか居ない。
そう。今日再会したのは、そんな素晴らしい先生だった。
この先生。娘を受け持っていた当時、なっちゃんの事をとてもかってくれてた。
なっちゃんの絵画の感性、創作の素晴らしさを手放しで褒めてくれた。
確かになっちゃんは、欲目では無く、親の私も一目置く感性を持っている。絵が上手とか下手とかではなく、『人と違う絵』『魅力有る絵』を描く事が出来る子だ。あれは持って産まれた才能だと思う。
その先生は、担任を離れるときも
『なっちゃんの絵の才能だけは伸ばしてあげてくださいね!』
とお願いまでされた。
その先生に再会したら、是非伝えたいことがあった。
なっちゃんは、去年の夏、絵画コンクールで入賞を果たし、表彰された。
新聞にも名前が載ったので、もしかして知ってるかもしれないと思いつつ、報告すると。。。
どうやら受賞の事実は知らなかったようだが、それでもこう言った。
『やっぱりね』
『おめでとう』でも『凄いですね』でもなく、『やっぱりね』と言ってくれた。それは
『なっちゃんならその位当たり前』と言う意味である事はすぐ判った。
そして
『あの子は創作も凄いですから、これからも伸ばしてあげてくださいね』
と念押しされた。
だけど残念。私もなっちゃんの感性を伸ばしてあげるつもりだし、将来は芸術方面に進んだ方が良いと思うんだけど、彼女の夢は3才の頃から代わらず
『大工』
だ。
先生と別れ、帰宅し、なっちゃんに事の次第を報告した。
彼女も、先生の
『やっぱりね』
と言う、受賞を当然と思ってくれるほど自分を買ってくれてる気持ちが、とても嬉しかったようだ。
で、聞いてみた。
『芸術方面行く???』
『ううん。私は大工』
あぁ。さいですか。
なら、頑張って宮大工の棟梁ぐらいなりなさい。文化庁が頭を下げて、国宝や重文の修繕を頼みに来るほどの大工になってみなされ。
女性で宮大工ってカッコいいっっしょ

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